国連という幻想 2013 9 1
日本人が好きな「国連」は、独裁国家や強権国家に甘い。
その理由は、なぜだか、わかりますか。
現在、国連の加盟国は、200近くあると思いますが、
その加盟国を調べたことがありますか。
実は、独裁国家や強権国家が多いのです。
純粋に民主主義を実践している国は、少数派かもしれません。
たとえ選挙を実施していても、
選挙監視団を派遣しないと、怪しい国ばかりです。
たいていの加盟国は、表現の自由もなく、信教の自由もなく、
ましてやマスコミの自由もありません。
そんな国が、国連では、大きな顔をしているのです。
国連が、表現の自由や信教の自由を、
あるいは報道の自由を指導できるはずがありません。
加盟国の大半を占める国々は、独裁国家や強権国家だからです。
これで、「独裁国家において、市民が自由を求めて立ち上がっても、
国連の動きは鈍い」という理由がわかったでしょう。
そんな国連に対して、日本は、
国連の予算に当たる分担金の分担率は、世界第二位です。
「お人好しというか、おバカというか」、いずれにせよ、どちらかでしょう。
日本は、これだけ国連に貢いでいるというのに、
日本の発言力は、かなり小さいというより、「ない」に近いでしょう。
だから、日本の分担金は、
21世紀の超大国と言われている中国レベルまで削減すべきでしょう。
だいたい、国連では、ろくに金を払っていない国ほど、声が大きいのです。
あなたの身の回りに、そういう人がいませんか。
実は、国家レベルでも、そういう国が、たくさん、あるのです。
たいていの国は、金は出したくないが、国連では大きな顔をしたいというものです。
「大きな顔をしたいならば、国連分担金を最低でも10%以上出せ」と言いたい。
あなたの周りにはいませんか。
お金は出さないのに、大きな顔をしたがる人が。
日本人では、そういう人は少ないかもしれませんが、
実は、国家レベルでは、そういう国が、たくさん、あります。